そこで、今日は「話すのが苦手な人でもできるうまく話す方法」について解説していきます。
話に対する苦手意識は、周りの人が考えている以上に大きいものだったりします。
その人の話を聞いても、(最低限の)話は伝わるし、それなりに喋れている…
ただ、話上手な人に憧れをもっていたり、必要以上に自分と比較してしまっているのです。
そして、「自分はうまく話せていない」と落ち込む…
ハカセは、今はスラスラと話もできますが、昔は無口だったようです。
話すのが苦手で、研究室でも口を開くことがありませんでした。
それではいかんと、研究の傍らに、日本語の勉強や話す訓練をして、今にいたるのです。
この記事は、そのハカセの経験をもとに書いています。
それでは「うまく話す方法」についてみていきましょう!
話せる人は何をしているのか?
話せる人というのは才能があるようにみえます。
なぜあんなにスラスラと言葉が出てくるのか?
どうして思ったことをうまく言えるのか?
羨望の眼差しです。
しかし、注意深く観察すると、ある事実に気づきます…
それは、
「同じようなことを話しているだけ」
なのです。
案外、ワンパターン(笑)
よくよく聞いてみると、話の内容も限られた範囲です。
得意な話題が決まっていて、ある程度聞くと同じパターンだとわかります。
また、誰かに話したことを同じように他の人に話している。
1つの話題を使い回しているのです!
人によると、誰かの話をパクっていることもあります。
(ディスりではありません(笑))
つまり、彼らは、
自分なりのパターンをもっている
ということです!
(だから、無限に話せるようにみえて、じつは同じネタや表現になっています)
そして、これが話し下手な人との決定的な差だと、ハカセは気づきました。
ゼロから話す力をつける方法
話し方は、
- 身ぶり手ぶり
- 口調
- タイミング
- 目線
- 間の使い方
など多数の要素から成り立っています。
これらの要素を駆使しながら、面白い話や興味深い話をするのです。
たんに話す内容が同じでも、話し方で話の面白さが変わってしまう。
話の面白い人は、その内容よりもじつは話し方が面白いのです。
身近にいますよね?
ジェスチャーや言い方だったり、モノマネが面白い人。
だから、まず「話し方」を習得することが圧倒的に大事です!
まずは話し方という“器”をつくると効率的です。
器ができたら、あとは中身を入れていくだけ。
オリジナルのネタは後からでいい。
まずは「話し方」を覚えていく。
そして、後からネタを放り込むだけです。
ちなみに、話し方を覚えれば、ある程度のネタでもそれなりに聞かせられます。
なので、安心して、話し方をみにつけていきましょう。
まずはこの練習から
プロになるわけではないので、落語家の修行をやる必要はないでしょう…
ただ、「落語家の話術習得法」は参考になるはずです!
(と言っても、テレビで紹介されるほど定番ですが…)
それは、真似るという方法。
落語の訓練では、ネタを空で言えるまでくりかえします。
ただ注意点としては、セリフの暗記ではありません。
話し方(間のとり方や身ぶり手ぶり)も習得していきます。
師匠のモノマネ!
(自分で訓練をする場合は、この「話し方」に重点をおきます)
これが伝統的な話芸の修行になります。
(話芸の基本といえます)
ただ…
落語の勉強をそのままするのは効率的ではありません。
日常会話とかけ離れているので、ネタも古いし、話し方も違和感だらけです。
それよりも、オススメなのは「芸人の話」です。
とくに、『松本人志のすべらない話』はいい教科書になります。
日常の出来事をおもしろく語る話芸は勉強になる。
(プロのようにバカ受けする必要はないですが)
また、動画を使えば繰り返し学習ができます。
ぜひ気にいった芸人さんの口調やジェスチャーを真似してみてください!
(テンションやリアクションの大きさは日常レベルに下げる必要はあります)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
話す力をつけるのは、正直に言うと、一朝一夕には行かないでしょう。
でも、モノマネによって「話し方」を身につけることが最短の方法です。
「話し方」が身につけば「話の中身」を入れていくだけ、になります。
言いかえると、話す練習をする中で、話題・言い回し・構成の引き出しも増えていくのです!
(芸人さんのネタは話題・言い回し・構成が部分的に使えます)
もしかしたら、明日の会話から、手応えを感じるかもしれません。
がんばってください!