会話が続かない人の5つのタイプと実践できるタイプ別の対策

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ハカセ
こんにちは、ハカセです!
コミュ障で「会話が続かない」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
今回は「会話が続かない人のタイプ」について問題と対処法を解説します。

  

   

「会話が続かない・・・」

  

よく聞く悩みです。

そして、解決法も探せば、世の中にたくさんあります。

  

その中から1つ選んで、「こうかな?」と試しにやってみます。

   

でも、上手くいったでしょうか?

会話が続くようになったでしょうか?

  

…あまり上手くいくことは少ないと思います。

    

というのも、原因として「自分のタイプに合っていなかった」ことが考えられるからです。

どんなに効果的な解決策も合っていなかったら、意味がありません。

  

そのために、「自分のタイプを知ること」が第一歩になります。

   

では、その「タイプ」ですが、大きく分けて5つあります。

    

  1. 考えすぎる人 (考えすぎてタイミングを逃す)
  2. 話を否定する人 (相手の話を否定するクセがある)
  3. ネガティブな人 (ネガティブで暗い話になる)
  4. 自分の話ばかりする人 (相手を疲れさせる)
  5. 話を聞けない人 (話を聞いているようで聞いていない)

     

まずは、この5つのタイプのどれに当てはまっているか、考えてみましょう!

    

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ハカセ
ドキッとしたでしょうか?
だとしたら、どれかに当てはまっていましたね(笑)
私も以前は「考えすぎる人」でした。

   

それでは、各タイプの特徴と改善点を見ていきます!

   

【注意】
本記事はライターの主観と経験則からのタイプ分けです。絶対的・客観的な指標ではありません。この点、ご了承いただければと思います。

    

①考えすぎる人

   

文字通り、考えすぎている人です。

   

「これを言ったらどう思われるのか?」

「この発言は変じゃないか?」

「今言ったら話の流れに合わないのでは?」

などと考えて、発言をためらっています。

   

この特徴は集団会話になると目立ちます。

考えすぎて1回も発言できないことがよくありませんか?

   

原因としては、子供の頃から会話が受け身だった可能性が考えられます。

あるいは、なんらかの出来事(トラウマ)があったのかもしれません。

   

周りに気を使いすぎたり、その場の空気を読みすぎたりしています。

   

しかし、この考えすぎは自意識過剰になっている状態。

自分の発言や自分自身がどう思われるのかについて気にしている、のです。

    

対策は感想を言うことです!

   

「心の中で思ったこと」を言ってみる習慣をつける。

周りの人に発言を受け入れられる体験を積み重ねる必要があります。

  

「ぼくは〜と思った」

「わたしは〜と感じた」

と言ってみます。とてもかんたんな一言ですが、効果は抜群です。

   

感想を言う体験をとおして、「発言してもいいんだ」と自分に許可を出せるようになります!

   

②話を否定する人

   

話を否定する人は「でも」「どうせ」「だって」(略して3D)を連発します。

そうやって、話を打ち消してしまうクセがあります。

  

原因としては、自己評価が低いからです。

相手を否定することで(無意識に)自尊心を守る心理が働いている、と考えられます。

    

本質的には、自信を失っているからです。

(きつい表現に感じたらごめんなさい)

   

このタイプの人にオススメなのが「小さな成功体験」です。

(自信がつけば否定しなくてすみます)

    

とくに、苦手分野において”小さな挑戦”をしてみると自信が取り戻せます。

 

「挑戦」といっても、失敗のリスクが小さいことです。

(できるだけカンタンで、上手くいきそうなこと)

   

例えば、いきなり「誰かと仲良くなる」という挑戦はリスクが高くなります。

   

そうではなく、「コミュニケーションに関する本を一冊読んでみる」です。あるいは、「挨拶だけしてみる」もいいかもしれません。

   

これくらい小さい目標で十分な効果があります。自信がついてくれば相手を否定する必要がなくなります!

     

③ネガティブな人

  

ネガティブな人は、話が重くなります

   

相手がだんだんと話す気がなくなってきて、会話が続きません。

でも、自分は重い話に慣れているため、相手が引いていることに気づかないものです。

     

物事は両面あるものですが、ネガティブな側面ばかりに意識がいっています。

不安になりやすいタイプでもあります。そのため、予測できないこと前例がないことを必要以上に恐れています。

   

また、頭脳派なら、リスクを最小化する思考パターンになっていたりもします。

(自分が予測できないことも嫌います)

  

総じて、物事のポジティブな側面を見ることが苦手で、ネガティブな会話になっているのです。

   

ネガティブな人の改善方法は、

新しい体験をする

ことです!

   

オススメは、

  • 知らないお店に入る
  • 新しいジャンルのゲームをやってみる
  • いつも読まない種類の漫画を読んでみる
  • 話したことがない人と話してみる

になります。

   

小さいことでも新しい体験は未知の領域で、人間は本能的に怖がるものです。

(上の例でも、抵抗感をけっこう感じます)

   

そして、やってみると思ったよりもできて、自信がつきます。

   

その積み重ねで、物事をポジティブにとらえる思考パターンができてきます!

    

④自分の話ばかりする人

    

ナチュラルに他人に関心がなく、自分の意見ばかり述べます

(注:厳しめの表現になっています)

      

もともと話すことにこだわりがあるタイプです。

話すことで精神や感情のバランスをとっている、とも言えます。そのため、知識や話す能力に長けています。

    

しかし、話を聞く経験が乏しい

(注:厳しめです)  

  

間があったら何かを言おうとする。

人の意見を黙って聞いていることが少ない印象です。

   

このタイプの改善方法は「会話の順番を変える」です。

   

まずは人の話を聞く

相手の話を十分に聞けば、その後に自分が話しても不満がのこらないでしょう!(逆にいえば、会話量を少なくする方法は難しい、と思います)

   

いつも自分から話をすると印象が悪くなります。「自分の話ばかりする人」という印象になる。

   

でも、1番目を譲って2番目に意見をいえば、印象は逆転します。

(そして、自分も我慢せずにすみます!)

   

⑤話を聞けない人

   

話を聞いているようで聞いていない人です。

   

自分の話ばかりする人と違い、一見すると話をよく聞いているように見えます。

でも、うなづきや相槌がワンパターンです。

   

はじめは話を聞く態度に感心しますが、しばらくすると同じタイミングだとバレます。よく聞いているというよりも、反射に近いリアクション。

   

この理由としては、集中力の問題が考えられます。

話を聞くのも集中力が必要で、疲れる作業です。一部の人には難しい行為なのかもしれません。

   

そのため、人一倍、熱心に聞いている姿勢をアピールするのでしょう。

   

対応策としては、「聞き逃した」と正直にいうこと、です。

   

相手も不快には感じず、たいていの場合はちゃんともう一度話してくれます

    

最後になりますが、可能性としては、ADDやADHDもありえます。どうしても気になる場合は、専門機関に相談することも検討してみてください。

    

まとめ

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ハカセ
お疲れさまです。
いかがでしたでしょうか?
自分のタイプがわかったのではないでしょうか。

   

まとめてみると、各タイプと改善点は以下のようになります。

   

  1. 考えすぎる人 → 感想から始めてみましょう!
  2. 話を否定する人 → 小さい挑戦で自信をつけましょう!
  3. ネガティブな人 → 新しい体験で思い込みを打ち消しましょう!
  4. 自分の話ばかりする人 → 相手の話を聞いてから話をしましょう!
  5. 話を聞かない人 → 「聞き逃した」と正直に言ってみましょう!

   

自分のタイプについて改善点を参考にしてみてください。(複数のタイプに当たる人もいるかもしれません)

    

また、「周りの人でこんな人がいる!」と思った方。

その場合は、そのタイプの人の背景をおさえて冷静に対応できれば、と思います(そのほうがお互いに「平和」になるはず…です)。

  

それでは、ありがとうございました!