沈黙が怖い!?会話が苦手な人が知っておきたい3つのコツ

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コミュ太
ハカセ〜
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ハカセ
おお、コミュ太くん。
今日はどうしました?
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コミュ太
なんか、話してるときに、うまく話せないときがあって…
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ハカセ
うん、うまく話せないときがあるんだね。
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コミュ太
そうです。
緊張して自分でもよくわからないことを言ってしまって…
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ハカセ
う〜ん。
それはひょっとして「沈黙が怖い」のかも!
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コミュ太
沈黙??
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ハカセ
そう!
話がとぎれて「何も話さない時間」のことです。
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コミュ太
何も話さない…
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ハカセ
うん、そう。
沈黙が気まずくて、話をひきのばしたり、質問を繰り返してしまいがちですね。
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コミュ太
そうか…
ぼくもそうかも知れません!

    

沈黙は気まずいですよね?

とくに、初対面ではできるだけ話が続くようにがんばってしまいます。

      

でも、それが逆効果になってしまう。

アルアルです。

       

この記事では、そんなやっかいな「沈黙」について解説していきます。

   

  • 沈黙を恐れる理由
  • 沈黙の種類
  • タイプごとの対応策

    

についてです。

    

沈黙を恐れる理由

    

言い切ってしまいますが…

会話にはかならず沈黙はあるものです。

   

なぜなら、それは「考える時間が必要だから」と言えます。

あるいは、「ある話題が終わった」という合図に使われたりします。

    

むしろ、沈黙のない会話は、日常のなかではめったにありません。

不自然です。

   

では、そんな当たり前にある「沈黙」ですが、

なぜそんなに気にしたり、恐れたりするのでしょうか?

   

気にしてしまう人は、「理由」を真剣に考えてみることをオススメします。

    

・・・

・・・

・・・

   

考えたでしょうか?

(考えられなかった、でも大丈夫です)

    

大した理由はなかったのではないでしょうか??

    

「ちょっと気まずい」

「次の話題が見つからない」

「面白くないのではないか?」

といった自意識過剰な理由があるだけ、だったりします。

    

漠然と不安になっているだけです。

   

「会話は続けなければいけない」

「コミュニケーションは会話だ」

という思い込みがはないでしょうか?

   

その思い込みから、沈黙を気にしてしまいます。

   

ですので、まずは「思い込み」があると自覚することです。

自覚すれば、思い込みが緩んで、気が楽になるでしょう!

      

3種類の沈黙


    

思い込みだとわかったところで、次に「沈黙のタイプ」をみていきましょう。

これだけだとわかれば冷静になれます。

    

沈黙は3種類です。

   

  1. 緊張の沈黙
  2. 思案の沈黙
  3. 拒否の沈黙

   

この3種類を見極めないと、ミスコミュニケーションにつながります。

     

とくに、「緊張の沈黙」と「思案の沈黙」です。

「緊張しているだけ」「考えているだけ」なので、怖がる必要はありません。

   

緊張の沈黙

    

初対面に多くみられます。

上下関係でもよくあり、年下が緊張して沈黙が増えたりします。

   

「意見の対立」「相手の考えが読めない」などのケースもあります。

   

この緊張の沈黙にたいしては、

自己開示

が有効です。

   

「自分がどういう人間なのか」

「どう考えているのか」

をさりげなく話していきます。

    

趣味や仕事、家族などの話もよいでしょう。

   

自分が心を開いて話すと、相手も自分の話をし始めるものです。

そうすると、相手の緊張がとけてきます。

   

話しあいでの沈黙なら、誤解や理解不足で緊張している可能性が高いからです。

まずは緊張を解くように心がけましょう。

   

相手の意見を最後まで聞いたり、こちらの意見を丁寧に説明することです。

たっぷり時間をかける必要があります!

         

思案の沈黙

    

考えているだけなので、待ちましょう。

会話の間は必要です。

   

(自分でも何を話そうかと考える時間があって当然です)

   

また、こちらで話題をふってみる必要もあります。

   

もちろん、話題提供は難しいかもしれません。

その場合は、「これまでの話題をもう一度してみる」のがオススメです。

   

ちがう切り口でほりさげてみます。これまで話してきた話題なので、関心はあるはずです。

なので、新しい話題を探すよりも、カンタンではないでしょうか?

    

拒否の沈黙

    

相手が何らかの感情的な理由で拒否しているようです。

    

この場合も、相手の表情や雰囲気、話題の内容で察していく必要があります。

意識するとけっこうわかるものです。

   

もちろん、あなたを拒否している場合もありえます。

しかし、多くは今の会話や話題に対する「一時的な拒否反応」の場合が多いでしょう。

    

(会話している時点で、嫌われている可能性は少ないと思われます)

   

  • 昔の嫌な出来事を思い出した
  • じつはコンプレックス
  • たんに寝不足

    

こういった理由があるのかもしれません。

   

しかし、拒否反応がでている本当の理由は他人には分かりにくいものです。

基本的には、そっとしておきましょう

   

(理由は相手の問題であって、こちらの問題ではない)

      

無理に会話すると、よけいに溝が深まってしまうかもしれません。

この「拒否の沈黙」はそこまで気にせず、自然体で対応していきましょう。

    

自分のパターン

    

そして、一番大事なのは、

自分のパターン

をもつことです。

   

会話中の沈黙が不安になるのは無理もありません。

ただ、不安は曖昧だから、不安になります。

     

沈黙があったとき「自分はどうするのか」をしっかり決めておきましょう。

   

  • 質問をするのか?
  • 自分が話をするのか?
  • 相手に話を振るのか?
  • 黙ったままにするのか?
  • 相手を観察するのか?

   

自分の対応を決めておくことです。

   

沈黙を破る方法はいくつもあると思いますが、1つで十分です。

それよりも「自分なりのパターン」を持つことが大事。

   

そのパターンで毎回対応すればいいだけです。

   

たとえ、最初は上手くいかなくても、大丈夫。

やればやるほど上手くなります

(パターンは固定しないと上手くなりません)

   

また、不安に対して、対応策(パターン)をきめるだけでも安心できます!

逆に、不安をそのままに放置すると、必要以上に大きくなるものです。

    

まとめ

   

いかがでしたでしょうか?

沈黙が訪れたとき「3種類の沈黙」を見極めことが大事です。

   

「緊張しているのか?」

「考えているだけなのか?」

「拒否反応なのか?」

    

冷静に分析してみましょう。

  

3種類の沈黙になれてくると、沈黙があっても怖くありません

ゆとりがでて、その間に話すことを考えられます

  

沈黙に支配されるのではなく、沈黙をふくめた会話を楽しむことをめざしてみてはいかがでしょうか?

   

本日はありがとうございました!