…突然だけど、初対面は苦手ですか?
そうですね…苦手でよくわからなくるときがあります…
「何を話せばいのか?」わからなくなる感じかな?
「木戸に立ちかけし衣食住」はよく使える初対面の話題の頭文字をとったものです。
「き」・・・気候、天気
「ど」・・・道楽、趣味
「に」・・・ニュース
「た」・・・旅
「ち」・・・知人
「か」・・・家族
「け」・・・健康
「し」・・・仕事
「衣」・・・衣服、ファッション
「食」・・・食事、料理
「住」・・・住む、暮らし
これらの話題なら、だれが相手でも差し障りがありません。
そのため、初対面の会話によく使われます。
(知り合いとの雑談でも使えます!)
ただ…
慣れない人には少し難しいところがあるんだ…
そうなんですか?
例えば、「今日の天気は◯◯ですね?」(天気の話)と話し始めるとしようか。
その次に話すことが見つからないんだ、慣れていないとね。
じゃあ、どうすればいいんですか?
そこで、今日はこの「木戸に立ちかけし衣食住」についてみていきます!
「木戸に立ちかけし衣食住」は誰が使いはじめた?
もともとはホステスの営業ノウハウという説があります。
そして、今ではセールスマンの営業トークのテンプレとして重宝されています。
なので、プライベートで使う目的ではありません。
というのも、あらかじめ勉強したり、体験しておくという"仕込み”が必要だからです。
仕事で使うのですから。
しかし、プライベートで、そこまでやるのはきついでしょう。
「天気の話題なら○○で、ニュースの話なら今は△△で、もし健康の話になったら…」
などと全ての話題にネタを用意しなければなりません。
コミュ障にとってはハードルが高い…
そこで、
小さい労力でできる方法はないか?
と、考えてみました!
コミュ障でもできる初対面の話題とは?
では、実際にできる初対面の話題とは何でしょうか?
それは、
「鉄板の話題」
です!
つまり、自分にとって“尽きることのない話題”なら、話すことに心配がなくなるのです。
(口下手でも会話は続きます)
例えば、ゲームが好きなら、初対面ではゲームの話しかしない。
漫画好きなら漫画の話のみ。
「この話しかしない」と決めておくことでシンプルになります。
(会話のはじめは相手に合わせて、最終的に鉄板の話題にもっていきます)
相手に合わせて“不得意な分野”の話をするのは現実的ではありません。
コミュ障にとっては、“一般的な話題”はかなり不利です。
ネタがあってもすぐに尽きてしまうでしょう。
それよりも“自分の得意分野”に持ちこんだほうがカンタンです!
【補足①】
今回はゼロスタートの話です。ここから少しづつ一般的な話題も話せるようになります!
【補足②】
慣れれば、一般的な話題からの“流れ”もつくれます。たとえば、趣味の話がしたいなら、最初に相手の趣味を聞いてみる、など。
相手が興味を示さなかったら?
もちろん、相手によってはその話題は「興味ありません」となるかもしれません…
でも、そんな相手と話し続ける必要はあるでしょうか?
無理をして距離を近づける意味はあるでしょうか?
営業の仕事なら別ですが、プライベートならがんばらなくて良いと思います。
(個人的な見解です)
「縁がない」と割り切のも大切ではないでしょうか?
そのときは、話を早々に切り上げます。
(失礼にならないようにだけ注意します)
こう考えると、初対面のプレッシャーが少し和らぐはずです!
「話すことがひとつもない」はどうすればいい?
では、鉄板の話題がないときはどうすればいいのか?
それは、
「相手の鉄板の話題を聞く」
という戦略になります。
相手にも“相手の得意分野”があります。
それを会話の中から探っていくのが“初対面の攻略”です。
というか、コミュ力が高い人はふつうにやっています。
見た目の雰囲気や服装、持ち物などで類推して、話をそちらに持っていく。
はじめは世間話をしつつ、質問で掘り下げていきます。
たとえば、「出身地はどこですか?」と聞いても、「九州」だとあまり引っかからないでしょう。
しかし、「九州のどこですか?」と掘り下げると、「湯布院です」となって温泉の話題に引っかかる場合があります。
そうすれば、その後は温泉話でいけます(笑)
もちろん、一回で当たるわけではないです。
いろいろなタマ(質問)を投げていきます!
(質問攻めは要注意ですが)
そして、鉄板の話題にあたったら、相手が話し始めます!
【補足】
それでもムリなときは、諦めて次回に期待しましょう(初対面でそこまで盛り上がる必要はありません)
まとめ
ちなみに、「とくにここは」というところはあったかな?
シンプルでできそうかな、と思いました。
いろいろ話すより「初対面のときはこの話題」と決めると楽だね。
ただ、どちらにも得意分野がないときはどうすんでしょうか?
諦めるしかないよね!
まあ、ここは考え方次第かな?
誰でも探せば“何か”はあるからね。
というのも、何十年か生きてきたら、必ず「時間(情熱)をかけてきた分野」があるはずだよ。
たとえば、「苦手なこと」でもいいんだ。
話が苦手な人は、「こういうシーンが苦手」と話せる。
たしかに!
苦手なことを逆手にとるんだ。