今日は「自分の話ばかりする人との付き合い方」について話していこうと思います。
よろしくおねがいします。
1人いる…かな?
じゃあ、その人と話している時にどんな気持ちになりますか?楽しい?
自分ばかり話すのは気になりますか?
疲れるかも、しれません…
ぼくも疲れを感じますね。
自分だけかと思ってました。
疲れるのは「会話のバランス」がおかしいからですね。
あなたのまわりに自分の話ばかりする人はいませんか?
この記事では、そんなセルフトーカー(自分の話をする人(笑))とうまく付き合うためのヒントをまとめました。
可能な対応は3つあります。
- 許容
- 距離
- スルー
以下では、この3つの対応について解説していきます。
ただ、実践するにあたって、まずは「思い込み」をはずすことです。
つまり、「まじめに話を聞かなくていい」。
(無視することではなく、ある程度流して聞く必要があります)
自分の話ばかりするのは「相手に対する配慮が欠けた行為」になります。
だから、もし、あなたがイライラしていることに罪悪感を覚えていたら、
「気にしなくていい」と思います。
話をちゃんと聞く人ほど、よけいな罪悪感があるものです。
このマインドセットをおさえると、うまく付き合うことも可能になっていきます。
【補足】マインドセット
物事の「見方」・「考え方」。行動や判断の基準になるもの。
どうして自分の話ばかりするのか?
少し違う点があります。
セルフトーカーは「話が好き」なのです。
この点が、単純なナルシストとちがう要素をもっています。
つまり、「話すこと」に価値をおいているのです。
(そのように感じられます)
自分の意見や感じていることを話すことに強いこだわりがあります。
だから、
「自分の身に起きたこと」
「自分が感じたこと」
「自分が知ったこと」
を話すのです。
こだわりを持っているので、自分の話がついつい長くなるのでしょう。
(結果的に、ナルシストです 苦笑)
【補足】
ここでは「相手の関心をひくため」「相手に話をさせないため」という理由を除外しています。そういう場合は一過性だと思われるためです。
話すことの意味
ただ、「こだわり」と言うよりも、自己表現と言えるかもしれません。
「話す行為」が喜びや悲しみの表現になっています。
嬉しかったら話し、
悩んだら話し、
怒っても話し、
悲しくても話す。
他者との交流の中心に「話」があります。
ちなみに、
「僕が言いたいのはね〜」
「私が言いたかったのは〜」
などが口グセになっていたりします。
このタイプは、話すことで感情表現します。
そのため大半が愚痴になっている場合も。
(ストレスを吐き出すことが目的になっています)
でも、これは感情処理の1つの方法に過ぎません。
他のタイプだったら、別の形で感情を消化させています。
思考型タイプなら「考える」、感情型タイプなら「感情表現」です。
「タイプが違うだけ」と理解できるでしょう。
セルフトーカーはそれが「話す」になるのです。
ただ、バランスが悪いので、あなたがストレスを溜めるほど話してしまいます。
【補足】
この記事では、セルフトーカー(自分の話ばかりする人)に対して中立のスタンス、のつもりです…
うまい付き合い方
結局、聞き手がイライラするんじゃないですか?
そこで、対処法は「距離をとる」なんだ。
セルフトーカーの話を止めることは難しいので、まずは距離をおきます。
距離のとり方としては、
「接触頻度を減らす」
のがカンタンです。
つまり、話す機会を少なくします。
グループで食事をする場合は、数回に1度断ります。
あるいは、職場で席が近い場合は、忙しいふりをしたり、トイレに行ったりすることです。
大事なのは「毎回話を聞かなくてもいいんだ」と思えることです。
これだけでも、イライラが小さくなることでしょう。
嫌われるのが怖い?
それは案外、大丈夫なんじゃないかな?
断ることで気まずくなるのは、仕方ないと思います。
(関係がギクシャクするなら、断る回数を調整してみてください)
でも、他の人もうすうす感じています!
距離をとったとしても「やっぱり」と解釈してくれる可能性が高いです。
また、セルフトーカー自身も、あまり気づかないということもあります。
(あるいは、気にしない)
基本的に鈍感で、攻撃性はあまりない人が多いです。
心配するほど人間関係が悪くなることは無いと考えて大丈夫でしょう。
【補足】
少し冷たい印象になるので、「イライラを我慢するのか?人間関係をとるのか?」のバランスを考えてみて下さい。
距離がとれないとき
セルフトーカーを避けてばかりはいられないので 苦笑
どうすればいいんでしょうか?
基本的には、距離をおくのと同じ要領なんだよ。
セルフトーカーと会話するときのコツは「何も話さない」です。
(「これ以上話したくないな」と感じたとき)
会話量そのものをコントロールします。
こちらが話さなければ、相手も話せるわけではありません。
セルフトーカーといえども、リアクションは気にします。
「ちょっと疲れたな」「ちょっと話長いな」と思うときは沈黙しましょう。
なにも言わないと「自分の話はつまらないのか?」と、静かになります 苦笑
(敏感に察知して話をやめるので、観察してみてください)
また、話が続くときもありますが、タイムラグです。
このように、話したくない心境のときは、貝のように硬く口を閉ざしましょう!
【補足】
スマホをみたり、本を読むなど何か別のことを始めることも有効です。話が「打ち切り」にできます!(仕方なくです(苦笑))
まとめ
なんか気が楽になりました。
あ!あと、セルフトーカーと話すことは損ばかりじゃないんですよ!
セルフトーカーは話し好きなだけあって、見聞が広い人が多いですから。
距離がうまく取れたら、話の内容に集中できます。
そうすると、話し手としての魅力に気づいたりするものです。
そして、こちらも自分の話をしてみるとなお効果的です。
自分も同じテーマで考えてみる。
そうすると、新しい物の見方や考え方が自分の中にインストールされます。
このように「こちらの見聞も広がる」と考えるのが建設的です!
自分なりの付き合い方を探してみましょう!
最後までありがとうございます!