こんにちは、コミュスタ編集長の永田です。
今日は「子どものころのコミュニケーション」についてまとめてみました。
人によって違うかもしれませんが、
「小学生のときはコミュニケーションに悩んでいなかった」
場合が多いのではないか、と思います。
子どものころは、知識や経験も少ないし、話す力も頼りなかったけど、
コミュ力は意外に高かったのではないでしょうか?
もちろん、見知らぬ大人とはうまく話せなかったかもしれませんが、少なくとも、あまり悩まずに、気の合う友達と遊んでいたと思います。
しかし、中学のころから思春期に入り、自意識が強くなり、いろいろ考えるようになった。
他人への配慮ができるようになって、良い面もあるですが、その反面、自分が遠慮したり、考えすぎて、距離がでてしまいます。
このように
「いつごろコミュ障になった?」
と振り返ると、中高生のときがかなり多いのではと思います。
なので、この記事では、それ以前の「小学生のコミュニケーション」についてまとめてみました。
【注意】
人によっては、「小学生からコミュ障だった」かもしれませんが、その場合は、幼稚園以前をさかのぼってみてください。
考えていない
相手のことを全く考えないのは良くありませんが、
「考えすぎて行動にうつせない」
のは、コミュニケーションでは大きな妨げになります。
そして、個人差もありますが、中高生や大人と比較したら、小学生は「そこまで考えていない」でしょう。
だから、思ったことや感じたことを相手にそのまま言えます。
考えないのでできてしまう。
中高生はあれこれ考えすぎて、結局何もできなくて、ミスコミュニケーションが起こってしまいがちです。
でも、小学生は考えない分、それが少なくなっています。
好奇心がある
他人に興味があることは非常に大事です。
この点でも、小学生は好奇心が旺盛なので、コミュニケーションにも有利に働きます。
小学生は、日常の中で目新しいことが起きると、すぐに近寄っていくイメージがあります。
通学路に変なものが落ちていたら拾うし、転校生がきたら学年中が大騒ぎになったり。
新しいことや新しい人に自然な興味を持っていたと言えます。
だから、他人にも好奇心があって、話しかけたり、話を聞いたりというコミュニケーションで当たり前のことができていたのでしょう。
リアクションが大きい
コミュニケーションでは、リアクションも大事です。
話しかけても無表情や無反応だと、やがてその人と話す気が無くなってしまいます。
だから、話しかけられたり、なにかしてもらったら、リアクションを返すことが基本です。
「ありがとう」
「そうそう!○○だよね!」
「うん!(満面の笑顔)」
というように、反応がわかりやすい形で返ってくると、相手もコミュニケーションをはかった甲斐があります。
でも、中高生になると自意識が強くなり、周りの目を気にして、素直な感情表現が下手になりがちです。
照れたり、素直になれなかったりで、よくわからない反応になってしまいます。
相手からすると、
「無視されたのかな?」
「機嫌が悪いのかな?」
と、ネガティヴに受けとる可能性が高いのです。
でも、小学生は素直なので、リアクションがわかりやすい。
この点でもコミュニケーションがうまくいきやすいのでしょう。
まとめ
以上が、小学生のコミュニケーションの特徴でした。
一般的なイメージでまとめたので、人によっては違うと感じるかもしれません。
ですが、大人や10代のコミュ障でも、「コミュニケーションに悩んでいなかった時期」というものがあるはずです。
そのころを振り返ると、
「自分らしいコミュニケーションのあり方」
を思い出せるでしょう。
それがコミュ障改善に役立つはずです。
- スポーツや習い事をとおして仲良くなっていた
- 学級委員長などまとめ役になっていた
- いろいろお世話をして関わっていた
- 少数の友達と遊んでいた
- 大勢でワイワイやるのが楽しかった
など、その人らしいコミュニケーションのとり方を自然にやっていたのが、小学生の時期でしょう。
ちなみに、ハウツーは一般化されているので、あらためて、自分のスタイルに落としこむ作業が必須です。
しかし、これは自分を知らないと難しいのです。
なので、1度、自分が小さいころにどうやって周りの人たちと接していたか、振り返ることをお勧めします。
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございます!